夏休み課題作品(ハサミ)

 

 今年の課題は「切る」です。切る線を体に垂直に持って行き、ハサミも体側にきちんと付いていることが大切です。肘を突いたりハサミの持ち方がいい加減だったり姿勢が悪いと、きれいに線を切り抜くことはできません。また、上手なハサミ使いができるためには左手の位置がどこであるかが重要です。  

きれいに切り抜くことができると、どのようなことを身につけることが可能なのでしょうか。まず、自分の作品を大切に扱う子になっていきます。自分の手がけたものを大切に思えるということは、自分自身も大切に思えるようになることにつながります

ハサミ使いにも精神的なものが表れます。気持ちが荒れているとジョキジョキと小刻みにハサミが動き、汚い線になってしまいます。情緒的に安定していると、丁寧にきれいに切ろうという意思が働き線の通りに切れることはもちろんですが、集中力も身につきます。  

        課題1 パッチン切り  

短冊状の紙をパッチンパッチンと切り離し、それらを使用して作品にして下さい。

☆ 課題2   切込みを入れる

同じ長さでも、わざと長さを不ぞろいにしても結構です。切り込んだものを使用して何か作品を作ってください。

        課題3   少し長さのあるものを切る

短冊状に切っても幅広のものでも結構です。それらを縄上にしたり、必ずしも平面にこだわる必要はありません。

        課題4   曲線を切る

曲線を切るという作業が入っていれば、どのような作品であっても結構です。

        課題5  形を切り抜く

自由に切ることを楽しませてください。描き足しをしたり、立体作品にしたり、おもちゃに仕立てたり、切ったものを思わぬものに巻きつけたりなさって下さい。

        自由作品 文字通り、課題に関係なく自由に作った作品です。
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